AFW / 農業再生チーム
Senior Consultant

キャリア官僚から転身

AFW / 農業再生チーム T. Tさん

2014年に厚生労働省に入省。労働政策や福祉政策の立案に携わった後、2018年12月にQUNIEに転職。以降、一次産業や食、健康などの分野を手掛けるAFWチームの一員として、地方創生や農業・漁業の課題解決に関するプロジェクトに参画している。

社会課題の解決に強い達成感、ワークライフバランスも良好

厚生労働省に在職中は、人にも仕事にも恵まれていたのですが、若手はもとより幹部の方まで激務に追われていて、将来のワークライフバランスに不安を覚え、転職を決意しました。転職先を選ぶにあたっては、引き続き社会に貢献できる仕事がしたいと考え、公共向けソリューションに力を入れているコンサルティングファームを候補としました。

就職活動の中で話を聞いてみると、多くのコンサルティングファームは、「公共」の看板を掲げてはいるものの、実際には下流のシステム導入などの案件が中心であることが多く、自分の関心からは少し外れていると感じていました。一方、QUNIEが手掛けるコンサルティングは、上流からコミットできる上、細かなテーマ別にチームを設けてその道の専門家を配置します。社会課題の解決に正面から向き合う姿勢に共感し、入社を決断しました。

入社後はAFW(Agriculture/Foods/Welfare)チームに所属。農業や漁業など、一次産業に関する社会課題の解決を目指すさまざまなプロジェクトに参画しました。具体的には、生産性の低さや人手不足などの課題を解決するためにAIやIoT、ロボットなどの先端技術を活用したり、食やヘルスケア領域のベンチャー企業育成支援などのプロジェクトを手掛けたりしています。

コンサルティングの経験がない状態で入社したのですが、初めて参画したプロジェクトからマネジメントに近い仕事を担当させてもらいました。自治体や農家、研究者、システムベンダー、通信会社など、多様な人々が関わるプロジェクトを管理するには大きな責任が伴いますが、やりがいがあり、強い達成感が得られました。幅広い経験を積むことで短期間のうちに成長できたと思います。現在はシニアコンサルタントとして、マネジメントだけでなく人材育成のミッションも担っています。

充実した社内研修制度にはとても助けられ、コンサルタントとしての基礎的なスキルは、すんなりキャッチアップできました。また、研修を通じて専門領域以外の分野に関する情報や知見を幅広く吸収できたことは、普段の業務においても役立っています。特に情報システムの知見はコンサルティングには欠かせませんから、私のようにシステムとは縁遠い業界からの転身者にとっては心強く感じました。

現在、AFWチーム内では自主的に勉強会を開催しています。月1回の全体ミーティングの際に、毎回、メンバー1名が講師役となり、自身の専門領域に関するトピックについてプレゼンテーションを行って、チーム内で知見を共有する取り組みを続けています。私自身も先日、岸田内閣が打ち出している「デジタル田園都市構想」やそれに関するプロジェクトについて説明を行いました。

これまでQUNIEで担当してきた公共系のプロジェクトは、困っている人々の暮らしを良くするために確実に貢献できているという実感があり、大きなやりがいを感じています。前職の官公庁の仕事も「困っている人々を助ける」という点では同じですが、国会で法案を通せばひとまず終わりで、その先にある「困っている人々のリアル」に触れる機会はなかなかありませんでした。その点QUNIEでの仕事は、現場で課題を解決できているという実感をつかむことができます。

AFWチームでは、チームリーダーの交友関係が広く、その人を通じて、政府高官や大企業幹部、著名な研究者などの第一人者と同席する機会が多いため、日々、刺激を受けています。

QUNIEの社内風土やカルチャーについては、“いい意味で裏切られた”と思っています。入社前はコンサルタントという職業について、「頭の良さをひけらかして、クライアントに対して上から目線でものを言う」といったイメージを思い描いていたのですが、QUNIEに入ってみると、そんな人は皆無でした。むしろクライアントや同僚の気持ちに寄り添って仕事をする人が大半でした。パワハラやセクハラに対する目も厳しく、それらの専門研修が用意されるなど未然の対策が講じられています。

また、ワークライフバランスに対する配慮も行き届いています。よほどの繁忙期でなければ普通に休暇は取れますし、会社も休暇の取得を奨励しています。家庭の急な事情が生じた場合には、マネージャーが配慮してくれますし、チームメンバー同士で仕事をカバーし合う文化も根付いていますので、ワークライフバランスはとても良好だと感じています。

何よりQUNIEは、社員の人柄が良く、社会貢献に対する意識が高い人ばかりなので、社会の課題を解決し、より良い社会の構築に力を尽くしたいと考えている人にとっては、この上ない環境だと思います。これからも、そうした思いを抱いている若い人たちと共に、社会を良くしていくために尽力していきたいと考えています。

あなたにとって、QUNIEとは?

QUNIEはコンサルティング業界における「良心」

コンサルタントという職業には、どうしても「高圧的」「独善的」といったイメージが付きまといます。その点、QUNIEには、「お客様にとって大切なことは何か、そのために我々に何ができるのか」といった自問自答を続けながら仕事をする人が多いと思います。QUNIEはいわば、「業界の中での良心」とも言える存在なのだと思います。

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