NEWS RELEASE

2018.05.01

タイにてRPAソリューションOffice Robot提供開始
~RPA導入効果を最大限に引き出し、業務最適化を一貫支援~

C. S. I. (Thailand) Co., Ltd.
NTT DATA (Thailand) Co., Ltd.
株式会社クニエ

C. S. I. (Thailand) Co., Ltd.(本社:タイ・バンコク、CEO: 宮内英三、以下CSI)、NTT DATA (Thailand) Co., Ltd.(本社:タイ・バンコク、President and CEO:佐谷淳、以下NTT DATA Thailand)、株式会社クニエ(本社:東京都港区、代表取締役社長:高木真也、以下 クニエ)の3社は協業し、タイにてRPA(Robotic Process Automation)ソリューションOffice Robotの提供を開始しました。

Office Robot(日本における名称「Winactor®」)は、Windows端末から操作可能な、あらゆるアプリケーションの操作を自動化するソフトウエア型ロボットです。Office Robotを導入することにより、作業時間の短縮・入力ミスの軽減を実現するとともに、業務負荷を分散することで、より高度な業務にリソースを移行することが可能となります。

3社が協業することで、適用業務の分析をはじめとした業務プロセス改革実現に向けた導入効果最大化の支援から、運用後の現地スタッフによるタイ語でのサポートまで提供します。

3社はOffice Robot活用による業務改善・効率化を支援し、タイにおける日系企業や現地企業の発展に寄与します。

 

【背景】

労働人口不足問題の解消や働き方改革などを目的とし、日本ではオフィスでのデスクワークを自動化・効率化するRPAソリューションの普及・浸透が急速に進んでいます。中でもWinActorは、プログラミング知識が不要で完全日本語対応であることから国内シェアNo.1となっています。そのような中、日系企業が多く進出するタイ国内でも、RPAソリューションは注目が高まっていました。その一方、RPAは一度導入して終わりというわけではなく、激しいビジネス環境の変動に対応する最適な業務プロセスに合わせていく必要があり、タイでRPAを導入する際にも現地での現地語対応も含めたスムースなサポートが求められています。

またこれまでは、タイ人労働者の人件費が安価であったため、人海戦術で業務をオペレーションすることができたことで、自動化の検討は遅れがちとなっていました。しかしながらタイにおける昨今の人件費高騰の傾向や、かねてからの人的ミス解消のニーズにより、RPA導入の要望がますます高まってきました。

そこでこのたび3社は、WinActor英語版であるOffice Robotについて、英語が第二言語であるタイにおける導入が円滑となり、かつ導入効果が最大限に発揮できるよう、導入支援から運用までを協業し提供することとしました。

 

 

【Office Robotの概要】

オフィス業務改善を実現するOffice Robotは、NTTアクセスサービスシステム研究所の技術を核に、NTTアドバンステクノロジ株式会社が開発し、NTTデータが販売元として提供しているRPAソリューションWinActorの英語版です。Windows端末から操作可能なあらゆるアプリケーションの操作をシナリオとして記録し、自動実行します。直感的に操作できるGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を完備しており、プログラミング知識がなくても扱える高い操作性をもっています。

図: 3社協業によるOffice Robot提供イメージ

 

【特長・メリット】

(1)人的コストの削減

一般的にRPAにかかるコストは人を雇用する場合と比べ1/10~1/3程度となっており、圧倒的なコストの削減が見込めます。

(2)生産性・効率性の向上および正確性の向上

作業を止めることなく稼働することができ、さらに処理スピードも速いため、生産性の向上が可能となります。また、RPAに置き換えることで、人的ミスの発生を防ぐことができます。

(3)高付加価値業務への人員増強

データ入力作業や定型業務などをRAPに置き換えることで、営業戦略や対人コミュニケーションが必要な業務など、より高度で高付加価値業務に人員を増強・専念することが可能となります。

(4)タイ語によるサポート

(5)導入効果最大化支援

コンサルティング会社のクニエが豊富な知見をもとに、適用業務の検討・分析など、導入効果を最大限に引き出す支援を行います。

 

【3社の役割】

■CSI: Office Robotのライセンス販売と開発、およびタイ現地スタッフによるタイ語での運用サポート

■NTT DATA Thailand: RPAツール「Office Robot」の開発元であるNTTグループのタイ現地法人として、タイでのRPA導入をバックアップ

■クニエ: Office Robotの導入効果を最大化するための業務プロセス改革の実現に向けたコンサルティングサービスの提供

 

【今後について】

3社連携により、Office Robotの初年度10社の採用を目指します。3社はOffice Robot活用による業務改善・効率化を支援し、タイにおける日系企業や現地企業の発展に寄与します。

*「WinActor」は日本国内におけるNTT-AT株式会社の登録商標です。
*本文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

 

(参考)

■C. S. I. (Thailand) Co., Ltd.について

CSIは、タイ・バンコクにて1991年1月に設立された創業27年を数える日系の独立系IT企業です。これまで、タイ進出の日系企業様やタイ現地企業様に対し、「日本クオリティ」でさまざまな業務アプリケーションの受託開発や、お客様所有システムの開発支援など手掛けて参りました。同社に関する詳しい情報は、< http://www.csigroups.com/>をご覧ください。

 

■NTT DATA (Thailand) Co., Ltd

NTT DATA Thailandは、在タイ日本法人向けの情報システム構築支援を中心として2007年に設立いたしましたタイ現地法人です。時流や市場ニーズを踏まえ、お客様に適したソリューションの提供をご支援させていただきます。同社に関する詳しい情報は、<http://th.nttdata.com/を>ご覧ください。

 

■株式会社クニエについて

株式会社クニエはNTTデータグループのビジネスコンサルティング会社です。さまざまな変革に挑戦されるお客様のパートナーとして、高度な専門性と経験を有するプロフェッショナルが幅広いソリューションを提供し、お客様の変革の実現をグローバルベースで推進します。タイにおいてはバンコクにコンサルティングユニットを構え、NTT DATA(Thailand)、NTTグループ各社およびローカルパートナーと連携し、現地日本企業における様々な課題に対して、包括的なサービスを提供しています。同社に関する詳しい情報は、<https://www.qunie.com>をご覧ください。

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