NEWS RELEASE

2024.04.04

“メタバース×アート×探求”を取り入れた日藝生によるプロジェクトの研究成果を公開
~潜在的な課題発見や発言意欲の向上等、「まちづくり」だけに留まらない本プロジェクトの効果を紹介~

日本大学芸術学部
日本電子計算株式会社
株式会社Urth
株式会社NRC一級建築事務所
株式会社クニエ


日本大学芸術学部(以下:日藝)、日本電子計算株式会社(以下:日本電子計算)、株式会社Urth(以下:Urth)、株式会社NRC一級建築事務所(以下:NRC)、および株式会社クニエ(以下:クニエ)が実施してきたあたらしいまち創成研究「江古田メタバース・イノベーションプロジェクト」が完了し、プロジェクトの詳細を4月5日、特設サイト「はちゃメタByニチゲイ」上で公開します。
本プロジェクトは日藝生主導でプロジェクト参画企業や近隣企業と協働しながら、キャンパス所在地である江古田が持つ魅力を掘り起こし、メタバースとアート/デザインを用いて新たなまちを作り上げる“メタバース×アート×探求”要素を取り入れたプロジェクトです。制作にあたっては対面でのワークショップをはじめ、メタバース空間内で学生と企業が制作物を確認しながら議論を重ねることで、アイデアの推敲等を行いました。
本取り組みにおいて「表現の制約がないメタバースを活用し、学生の自由な観点でまちを設計する過程で、江古田が持つ潜在的な課題を発見し、今後のまちづくりへの提言が可能になった」「対面の場と比較し、アバターを介したコミュニケーションによりさまざまな学生の発言意欲が上がり、議論の質も向上した」等といったメタバースならではの効果も見られました。
4月5日~19日の間、「日本大学芸術学部 A&Dギャラリー」にて、スケッチや制作オブジェクト、日藝生向け特別verメタバースを展示します。
今後は日本電子計算を中心に、各者で連携しながら「はちゃメタ 街づくりプロジェクト」として同様の取り組みを幅広い高校、大学に対し展開していきます。

 

【背景】
環境が急速に移り変わり予測困難な時代と言われる昨今、学生が自主的に課題を探求し、他者と協働しながら課題解決につなげる力を養う「探求学習」のアプローチが近年重要視されています。探求学習は主に小~高校の文脈で語られることが多いものの、変化の激しい今の時代において能動的に課題を探求し、解決に向けて実行する能力は年代問わず重要性が増しています。このような背景の下、2023年12月より日藝生自らがキャンパスの所在地である「江古田」を舞台に、メタバースという先進技術を活用しながら、独自の視点で江古田の町を探求し、その魅力を表現する「江古田メタバース・イノベーションプロジェクト」を実施してきました。

 

【プロジェクトについて】

■本プロジェクトを通じて見られた効果

  • 表現やコストの制約がないメタバース空間を活用し、日藝生の自由な観点でまちを設計する過程で、“潜在的なまちの課題”を発見し、今後のまちづくりへの提言が可能に
  • 対面の場と比較し、メタバース空間でアバターを介したコミュニケーションにより学生の発言意欲の向上、「学生」「企業のプロ」という年代・立場の垣根を超えた率直な意見交換が実現
  • プロジェクト参加学生のまちへの愛着心が向上

 

■実施内容の詳細
「江古田メタバース・イノベーションプロジェクト」では、日藝生主導で以下を実施しました。

2023年12月

  • 対面ワークショップで制作方向性のすり合わせ

 

2024年1月~3月

  • まちのアート/デザイン制作
  • メタバース空間内でアバターを用いた議論等
  • UrthのVRシステム「V-air」や3Dスキャナー技術を用いたメタバース空間の構築(日本電子計算、Urth、NRC支援)

 

プロジェクトの様子

■プロジェクトの詳細について
まちへのアクセス、およびプロジェクトの様子、プロジェクトストーリーなど、より詳細な内容は以下URLから視聴可能です。(公開期間は2024年3月~4月まで)

日本電子計算 特設サイト「はちゃメタ By ニチゲイ」
https://news.mynavi.jp/techplus/lp/2023/enterprise/nichigei_metaverse/
※上記URLは、2024年5月1日より以下に変更されます。
https://www.jip.co.jp/nichigei_metaverse/

 

■展示予定:
2024年4月5日(金)~2024年4月19日(金)10時~19時 ※最終日は15時まで
「日本大学芸術学部 A&Dギャラリー」
(場所:日本大学芸術学部江古田キャンパス):東京都練馬区旭丘2-42-1

 

【今後について】
今後は本プロジェクトをリードする日本電子計算を中心に、各者で連携しながら同様の取り組みを学校に対し展開していきます。

 

【関連情報】
2024年1月15日 ニュースリリース(連名)
「日藝生による江古田メタバース・イノベーション」、始動
アートとメタバース融合による「あたらしいまち」創成研究
~学生の目から見た“江古田のまちの魅力”をメタバースで表現~
https://www.jip.co.jp/news/20240115/

 

*本文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
注 V-air:https://u-rth.com/services/v-air/shop/

 

【本件に関するお問い合わせ先】

■報道関係に関するお問い合わせ先
日本電子計算株式会社 経営企画部広報担当 笠原
Tel:03-5210-0136
E-mail:koho@cm.jip.co.jp

株式会社クニエ 広報担当 甘田(かんだ)
Tel:03-3517-2292(代表)
E-mail:pr-info@qunie.com

■本取り組みに関するお問い合わせ先
日本電子計算株式会社 DataBridge本部 戸田
Tel:090-4860-3921
E-mail:kuniaki_toda@cm.jip.co.jp

株式会社クニエ 新規事業戦略担当 福士
Tel:03-3517-2292(代表)
E-mail:fukushik@qunie.com

ニュースリリースについて

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