SEMINAR

2024.03.18 <終了>

脱炭素&資源循環経済に向けた欧州の規則と、
それに対応する企業に求められるデータ整備の方法とは

2023年10月より暫定適用の開始をしたCBAM(炭素国境調整メカニズム)や、2025年2月よりカーボンフットプリントの申告開始を求める電池規則など、脱炭素や循環型経済に向けた欧州における規制の本格施行を目前に控え、各企業では規制対応のためのデータ整備に加え、企業間でデータを共有することの重要性が増しています。

本セミナーでは、企業間のデータ共有に向けたデータ流通基盤(データスペース)の動向、企業の競争優位性を高めていくためのデータ流通基盤の利活用方法、また規制に向けたデータ整備など、企業はどのような対応をしていく必要があるのかを解説します。

開催日
2024年3月18日(月)15:00~17:00
会場
オンラインにて開催
共催
株式会社クニエ
テュフズードジャパン株式会社
協力
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
対象
・欧州マーケットにおける規制対応に不安を抱える企業の方
・データスペースやデータ流通基盤に興味を持っているが、具体的な取り組み方が分からない企業の方
・データスペースへの参画を検討しているが、メリットやリスクが不明瞭な企業の方
参加費
無料
講師
株式会社クニエ 重工・造船、機械・装置産業担当 マネジャー 鈴木 裕一郎
テュフズードジャパン株式会社 IS-CMS部 サステナビリティ シニアアドバイザー 邱 亮達
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 イノベーションセンター スマートインダストリー推進室/スマートシティ推進室 兼務 担当部長・エバンジェリスト 境野 哲

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プログラム

【基調講演】

製品別カーボンフットプリントのデータを開示すべき理由と意義
~GAIA-X/Catena-X準拠サービスの進展と日本企業の課題~




境野 哲


エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
イノベーションセンター スマートインダストリー推進室/スマートシティ推進室 兼務
担当部長・エバンジェリスト/境野 哲
1990年、日本電信電話株式会社に入社後、社内基幹業務システムの開発を担当。1995年に埼玉法人営業部へ異動し、官公庁向けコンサルティング、公共施設建設プロジェクトに携わる。1998年からはNTT再編成プロジェクトで基幹業務システムの更改を、2000年からは異業種協業による新規ビジネスインキュベーションを担当。2004年からは、ネットビジネス事業本部にてネットビジネスのパートナー営業や協業アライアンスなどに携わり、2011年からは技術開発部でエネルギーマネジメント、M2M/IoTソリューションの開発に従事する。このときの知見から2015年にIoT分野のエバンジェリストに任命。現在は、IoTだけにとどまらず、グローバルデータスペースのエバンジェリストとしても活躍している。

【第1部】

欧州の規則対応を起点に考える、企業競争優位性のためのデータ流通基盤の利活用




鈴木 裕一郎


株式会社クニエ 重工・造船、機械・装置産業担当 マネジャー/鈴木 裕一郎
プラントエンジニアリング企業にて石化プラント立ち上げのプロジェクトマネジメントに従事後、クニエ入社。製造業(自動車部品、機械メーカーなど)向けの業務改革支援および、官庁向けIT戦略策定支援に従事。
直近では、データ流通による企業価値向上に課題意識を持ち、RRI(ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会)主催でのウェビナーシリーズ「データ連携基盤と製造業DX」に登壇。

【第2部】

サプライチェーンの情報共有を重視し始める欧州の法規則
電池規則、CBAM、デジタルプロダクトパスポート、コーポレート・サステナビリティ・デューディリジェンス指令(CSDDD) など




邱 亮達


テュフズードジャパン株式会社 IS-CMS部 サステナビリティ シニアアドバイザー/邱 亮達
東京大学大学院理学系研究科化学専攻にて特任助教として研究・グローバル教育を担当、2019年、テュフズードジャパンに入社。
入社後はEU化学法規制(REACH/CLP)関連業務のプロジェクトマネージャーを担当。
2020年からサステナビリティ関連サービス開発を兼務し、現在はシニアサステナビリティアドバイザーとして主にEUサステナビリティ関連法規制(CBAM, 電池規則など)を担当している。

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